土曜日, 12月 02, 2006

健康管理と運動

健康管理を行なう上で着目しなければならないのは、食事・運動・休養の三要素。
中でも現代人である私たちが注目すべきは運動です。

移動手段に車を頼り、建物の中でもエレベーターを使用することの多い現代では、必然的に日常での運動量は減少しており、そのことが生活習慣病を増加させる因となっています。

運動不足になると、まず筋力の量は低下し、逆に体脂肪が増加します。この体脂肪は、必ずしも“肥満”という目に見える形で蓄えられているとは限らず、知らぬ間に内臓脂肪というかたちで蓄積されていることもあります。

つまり、置き換えダイエットが必要なのです。

一見スリムな人でも、大量の内臓脂肪を抱え込んでしまっている人は少なくないのです。それゆえ、この内臓脂肪は、“健康管理の盲点”といえるかもしれません。

内臓脂肪の増加は、糖尿病、血栓症、動脈硬化・高血圧症の促進につながるため、放置すればわたしたちの健康を脅かすことになりかねません。

また、運動不足は体力の衰えを招き、心肺機能も低下させます。それゆえ疲れやすくなり、疲労回復の速度も遅くなります。

これらはすべて、日々のちょっとした運動をすることで予防することができます。

移動手段に徒歩や自転車を取り入れたり、エレベーターはなるべく使わず階段を利用するなどです。

それでも不足がちであれば、ウォーキングやジョギングを少しずつでも始めてみてはいかがでしょう?

適度な運動習慣を身に付けることで、よりいっそうの健康管理に励みましょう。